リスク 神々への反逆 ピーター バーンスタイン

リスク 神々への反逆 とは、ピーター バーンスタイン 氏が著者のビジネス書。経営者、中間管理職、プロデューサーなど、権限や裁量の大きい方にとって、読んでおきたい一冊。なぜなら、リスクマネジメントについての造詣を深めることができるからです。

目次

リスク 神々への反逆 で 得られること

  1. リスク管理 の 意識
  2. リスク管理 の 歴史
  3. リスク管理 理論
  4. リスクについての仮説

事業、経済、投資などのリスクについての基礎、リスク管理の歴史、理論を学べるビジネス書です。

人類が確率や統計を武器に物事を見定めて、未来を予測し、リスクを考え、負えるだけのリスクがどのレベルかを考え、適切なリスクについて、まとめているビジネス書で、歴史書にもなっています。

未来に起こり得るリスクについて考察を入れつつ、どうリスクと付き合うか?どうリスクを可視化していくか?リスク概念とはどんなもので、それを、どのような確率論をもとに、思考を進めていくか。ビックデータを活用したITビジネスにおけるリスクマネジメントの要素ともなる一冊です。

多少、難解で、退屈な部分もある本ですが、リスクについて、考えさせられる名著です。全米でベストセラーにもなった経済書でもあります。

リスク 神々への反逆 こんな人におすすめ

  1. 経営者
  2. 経営層
  3. プロデューサー
  4. 事業責任者
  5. 金融関係

年齢の若い方よりも、ある程度、裁量をもってきた、40歳以上の方におすすめ。年齢が若いと、退屈になってしまうかもしれないです。ビジネス書というよりかは、歴史や理論を学べる学術書と捉えた方がいいかもしれないです。

リスク 神々への反逆 で 出てくるキーワード

  • 確率論
  • リスク概念
  • 統計学
  • 富 と 欲求

保有していた財産の数量に反比例して、富を得られたときの満足度は変わる

より金持ちになりたいという欲求の激しさは既にどれだけ金持ちであるかによって変わる

こういうような世界観を語ってくれています。

物の価値は値段によって決まるのではなく、その物によってもたらされる効用によって決まる、というフレーズもあるのですが、需要と供給理論を越えて、確かに!とうなづけますね。

リスク 神々への反逆 著者 ピーター バーンスタイン氏 について

ピーター バーンスタイン 氏 の経歴は、1940年ハーバード大学卒業。ニューヨーク連邦銀行での勤務を経て、空軍大尉として欧州へ。戦後、ウィリアムズ大学で教師となり、1951年には、投資顧問会社バーンスタイン・マコーレーに勤務。1973年にピーター・L・バーンスタイン社を設立。その後、機関投資家や法人を中心にコンサルティング活動を実施。

とにかく優秀な頭脳の方なんだと思います。ピーター バーンスタイン氏は。ジャーナル・オブ・ポートフォリオ・マネジメント誌の初代編集長も務められたんだとか。

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